世界の海 ”トラック諸島”

私は、世界一のダイビングスポットだと思っています。いまだかつてここより
良い所へ行ったことがないからです。ほかにあればお教え下さいね。

南太平洋のど真ん中に位置するミクロネシア連邦(コスラエ、ポナペ、トラック、
ヤップ)の首都のなかでも
トラック諸島は、環礁になっていて初心者でも楽しめる
大変めずらしい島である。

周囲25キロメートルもの環礁(リーフ)からなるトラックの中心はモエン島。
ホテル、空港等が集中している。

ダイビングスタイル
 100%ボートダイビング

アフターダイビング
 何もしないで夕日を眺めるのもよい。水平線に沈む夕日は絶品?
言葉では、表現できない美しさです。もう、帰るのがいやになりますよ。


シーズン 
雨が少ないのは12月〜4月だがこの時期は北東の風が強くなる。5月〜12月の方が
雨は多くなるが海況が安定するのでこの時期のほうがおすすめ。


海中ウォッチングガイド
 太平洋戦争中激戦の島で日本の軍艦や民間の商船等が数多く静かに眠っている。
また、水深45メートル付近には潜水艦(イー号潜水艦)も沈んでいる。しかし、ここは
水深が深く一般のダイビングは無理ですよ。むかしこの潜水艦の中に入っていて、
入り口のハッチが閉まってしまい出られなくなって水死した事故がありました。
それ以来、ハッチが閉められ中に入れなくなってしまいました。
 もっともポピュラーなのは富川丸。ここはマストが水面に出ているので安心です。
水深も24〜25メートルと比較的浅く沢山の熱帯魚が泳いでいて透明度も良い。特に
船体に付着しているさまざま珊瑚などが実にすばらしい。ローニンアジ、ギンガメアジ、
バラクーダなどにも常に遭遇できナンバー1のポイントです。
 りーフ内のシャークアイランドではサメが目の前まで寄って来るので要注意です。
シャッターチャンスを逃がさないようにしてください!
 リーフの外は、太平洋の波が高くて危険ですが、ダイナミックなドロップオフとなり
少し上級向きの場所です。マンタや回遊魚との遭遇率も高い所です。

●トラック環礁(一般にはトラック島と呼ばれている)の地理日本からグァム経由
(コンチネンタルミクロネシア航空便)日本〜グアム・3時間  グアム〜トラック環礁・90分
●トラック環礁はミクロネシア連邦(ポネペ、ヤップ、コスラエ、トラックの四州からなる)
一州で首都はポナペに在り飛行場もここにある。人工6万人(トラック環礁)の小さな島である。
●歴史
戦前、戦中は日本の政治下であり、日本軍の重要な軍事拠点であった。
米軍のトラック諸島大空襲により60隻余りの艦船が沈没し、今でも環礁内に沈んでいる。
戦後は戦没者の遺族が慰霊団として訪れることが多く、戦後五十年までは毎年多くの
日本人が訪れていた。現在アメリカが統治している。
●自然を守ろう
トラック環礁の州知事はトラック環礁の未来像として、エコロジーツーリズムを中心に
考えている。
 珊瑚はホテル等で使われるシャンプー剤や洗剤によって死滅する。
いったん失った珊瑚を回復するためには何百年もの歳月が必要とされるという。
トラック環礁の自然資産は世界最大級の珊瑚礁であるので一までも保存していただきたい。
それを守ることがトラック環礁へ我々ダイビングの使命である。

グアム to トラック トラック to グアム
便名 運航日 出発時刻 到着時刻 便名 運航日 出発時刻 到着時刻
CO956 月 水 金 08:10 10:00 CO959 02:25 04:00
CO958 19:40 21:30 CO957 火 木 土  15:45 17:15

フライトスケジュールは航空会社の都合により予告無しに改定されますのでご注意ください。


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